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3な価値を生み出し、人々の生活をより豊かにすることを目指しています。その実現に向け、FDSは5つのデザイン事業を掲げています。「都市の体験デザイン」、「都市の空間価値デザイン」、「市民共創の事業デザイン」、「都市のブランドデザイン」、「都市間・大学連携事業デザイン」です。具体的な事業内容として、既に「都市のパブリックスペースデザインコンペ」や「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」、「広島県AI/IoT実証プラットフォーム事業」「Wi-Fiを活用した地方創生ビジネスモデルの実証」などがプレスリリースされています。今後も順次発表されていく予定ですので、FDSのホームページをご確認いただければと思います。小林 役割を担ったのですか。松縄 まず、各分野の専門家を集めたプラットフォームの構築を支援しました。具体的には、FDS設立に際し、NSRIはどのような意思決定機関である理事会や、事業執行機関である事務局、様々な分野の専門家であるフューチャーデザイナーのメンバーをどのような方にお願いするのかを、渋谷区の方々とともに検討し、参画していただくための支援をさせていただきました。結果として、事務局は、ブランディング、観光、地方創生、ICT、都市、行政などの幅広い分野の専門家が集まる体制となりました。ただし、私たちが行ったのはあくまで側面支援で、これだけの体制になったのは、渋谷区の強いリーダーシップがあったからこそです。また、「何のために、どのような事業を行っていくのか」という部分を、現在FDS事務局にいらっしゃる方々と議論を重ね、その枠組みを構築しました。その際、様々な分野の専門家が集まっているという強みを活かして、柔軟に分担や連携をしていきました。私たちは、「都市の空間価値デザイン」や「市民共創の事業デザイン」の事業領域を中心に、可能性検討を進めました。FDSパンフレット新たなまちづくり組織の体制づくり

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