NSRI選書第5弾

暮らしてみたいまちづくり コンパクトシティはどうつくる?

『暮らしてみたいまちづくり コンパクトシティはどうつくる?』
 竹村 登 著 工作舎編集
 令和2年10月20日発行 1200円+税

 <目次>
 第1章 どうなる、日本の近未来都市
 第2章 人口減少でも元気な都市へ
 第3章 活力あるまちづくり
 第4章 コンパクトシティの夢をかなえよう

コンパクトシティに求めるものは、世界各国それぞれの都市によりさまざまです。日本では人口減少と超高齢社会の到来を喫緊の課題とし、また地震や水害などの災害に強いまちづくりのために、コンパクトシティ計画に取り組んでいます。コンパクトシティの背景を整理し、現在とこれからの“魅力あるコンパクトシティへの取り組み”をご紹介します。

本書は、都市が抱える多くの課題に積極的に向き合おうとする人たちや、若い人たちにお届けしたい「都市の処方箋」です。 

これからの都市は、人口減少、高齢化、地球温暖化、大規模災害、感染症といった課題対応や、魅力の向上やイノベーションの創出など、都市の付加価値を高め持続可能としていくためには、様々な取り組みが必要です。コンパクトシティもそのためのキーワードの一つです。都市計画やまちづくりの検討では、この言葉が聞かれることが多くなりましたが、はたしてコンパクトシティとは何なのでしょうか。

本書は、ソフトカバーの新書版として、都市計画の専門家というより広く一般の方々にも気軽に読んでいただけるように、できるだけ平易な説明を心がけ、事例なども盛り込みました。