view126 Apr 2020
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inininininnniiinniniiinnnnnitetetettteteetetetetetttteeervrvrvrvrvrvrvrrvvrvrvrvvvvrieieieieieieieieieieeieieieeeieiiiiieeieiewwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww5シドニー THE GOODS LINEシドニーの「THE GOODS LINE」は、貨物鉄道の線路跡地を活用した高架上の遊歩道空間です。沿道には、テーブルやイス、遊具のほか、鉄棒等の健康器具も設置されており、人々の身体活動を促進するような場所になっています。インタビュアー杉原 礼子|すぎはら れいこ研究員取材・撮影場所 WeWork 神保町吉本 「健康」というテーマのみに限りませんが、スマートシティ実現のためには、データの取得や分析だけではなく、どういう生活や都市を実現したいかという「ビジョン」が必要だと思っています。例えば、ヘルシンキのカラサタマ地区のスマートシティ構想では「One more hour a day (1日1時間の余裕をつくる)」が掲げられていたり、パリ市長アン・イダルゴも「自宅から15分以内で生活に必要なものを見つけることができる」という「15分都市」を発表しています。問題が多様化・複雑化する現在の社会状況だからこそ進むべき道筋を作っていくために、自分たちがどんな都市でどう生活したいかというビジョンに基づく施策が重要だと思います。杉原 吉本 2019年度の実験では都心部だけでなく郊外の大規模商業施設来訪に応じたポイント付与を行い、対象地域を拡大した検討を進めています。また、今回の取り組みの成果を踏まえながら、歩きたくなる都市空間の構築に向けた検討も行っています。ICT技術、健幸ポイント等のサービス、歩行空間をはじめとする都市空間という今後の展開を教えてください。三つの要素を連携させながら、健康的で幸せなライフスタイルの実現に向けた取り組みを進めていきたいと思います。吉本 憲生|よしもと のりお主任研究員専門分野 都市評価・解析、スマートシティ(次世代モビリティ、健康まちづくり)、建築・都市形成史、行動デザイン現在、業務では健康まちづくり・スマートシティ・次世代モビリティをテーマとしたプロジェクトにかかわっています。最近のマイブームとしては、友人の勧めや世の中の流れにのってサウナに関心があります。これもまた「健康」的なライフスタイルの実践かなと感じながら、温冷浴を繰り返す今日この頃です。
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