筧駅構内や地下街だけでなく、駅周辺でもいろいろな空間で取組めそうですね。社内に、自動車や歩行者の通行量、天候などの環境要因と組み合わせた街路マネジメントシステムを導入して街路・公共空間をフレキシブルに活用するという取組みや移動と空間の革新によるマルチハブステーションのデザインなどを研究している研究員などもいるので、コラボレーションすることでさらに面白いことができそうですね。https://www.nikken-ri.com/idea/inv/mobimachiken.htmlGinza Sony Park(銀座ソニーパーク、2019年10月撮影)ポットや広場の混雑度情報を提供し誘導することで、利用者は気持ちよく休憩できるスポットを見つけることができます。安心できる休憩スペースとまちのにぎわいや活性化を両立しようと、今年は駅周辺エリア一体を対象として「食」×「人流」×「モビリティ」をテーマにした研究にチャレンジしようと思っています。土肥分野を横断した多種多様な研究や企業とコラボすることで、これまでにないようなまちが生まれていきそうですね。新しいことにどんどんチャレンジしていきましょう。筧 文彦|かけひ ふみひこ主任研究員専門分野 :交通まちづくり、駅周辺整備計画、次世代交通導入支援、移動満足度研究土肥 真梨子|どい まりこ 研究員専門分野 :ICT/IoTを活用した都市システムデザイン、都市・建築におけるUX/UI/サービスデザインモビリティ分野は変革期を迎え、新たな技術開発が進む中、まちの特徴や人々の生活を活かした地域密着の計画が大切だと考えています。モビリティとまちのミライを地域と一緒になって描き、試し、実現していきます。モビまち研HP最近AR(拡張現実)技術に注目しています。まちづくりで使えるARアプリのプロトタイプを自主研究で作りました。ワークショップやイベント等、様々な場面で活用したいので、ご興味のある方はぜひお声がけください!interview5
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