第9回NSRIフォーラム
『都市デザインのプロセス~変わりゆく渋谷を通して』 |
2013年10月4日(金)
NSRIホール
講師:内藤 廣 氏 (建築家・東京大学名誉教授)
講師:岸井 隆幸 氏 (日本都市計画学会前会長・日本大学教授)
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内藤 廣(ないとう ひろし)氏
建築家/東京大学名誉教授
1950年生まれ。1976年早稲田大学大学院修了。フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て、81年内藤廣建築設計事務所を設立。2001年から東京大学大学院教授、副学長を歴任後、2011年に退官。現在、東京大学名誉教授、総長室顧問。日本建築学会賞作品賞(1993)、吉田五十八賞(1993)、村野藤吾賞(2000)など受賞多数。 |
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岸井隆幸(きしい たかゆき) 氏
日本都市計画学会前会長/日本大学教授
1953年生まれ。1977年東京大学大学院都市工学専攻修了。同年建設省(現国交省)に入省。1992年から日本大学専任講師、助教授を経て1998年より日本大学理工学部土木工学科教授。2010年~2012年日本都市計画学会会長。都市交通システムや施設計画、都市整備プロジェクトの歴史、理論、制度、効果を幅広く研究。日本都市計画学会年間優秀論文賞(2009)など。 |
都市をデザインするということは、これを構成する都市施設や建築を具体的にデザインするということだけではなく、これらを利用して行われる都市の営みを含めてその全体の姿をマネジメントするということである。関係者はきわめて多くなり、相互の意見を踏まえつつ行うことは現実的にはとても難しい。渋谷駅中心地区でこれに挑んだ都市デザインのプロセスを、実際に渦中でリードしていただいた内藤先生、岸井先生のお話で振り返ることによって、これからの都市デザインのあり方に一石を投じたい。 (ファシリテーター 大松 敦)
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木村 大変長らくお待たせいたしました。ただいまより第9回NSRIフォーラムを開催させていただきます。本日は、お忙しい中、お集まりくださいまして、まことにありがとうございます。
本日のファシリテーターは、日建設計執行役員プロジェクト開発部門代表・大松敦です。よろしくお願いいたします。
オリエンテーション
大松 ご紹介いただきました大松です。本日は、「都市デザインのプロセス」というテーマで、スピーカーに岸井先生、内藤先生をお迎えして行っていきたいと考えています。
本日のプログラムをご説明いたします。まず最初に私から今回の渋谷駅周辺開発の経緯を簡単にご紹介させていただいた上で、都市デザインを考えるに当たっての大枠のフレームの部分を岸井先生からご紹介いただきます。その後、具体的に建築のデザインにつながっていくところを内藤先生にお話しいただく予定です。最後に、30分ほど質疑や意見交換の時間をとっています。
それでは最初に私のほうから、今回の渋谷の都市デザインの今までの経緯をご紹介していきます。
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