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第48回NSRI都市・環境フォーラム
舞台は港区~劇場型まちづくりの挑戦~

2011年12月16日(木)
NSRIホール
講師:安 田 雅 俊 氏(港区役所 街づくり支援部長)


  1. 専門性へのテーゼ ~本講演の立脚点~
  2. 23区の望ましい将来像 ~大都市制度の中での立ち位置~
  3. 起こるべきコト ~劇場型都市の役割~
  4. 観客サイドと制作サイド ~パートナーを見定める街づくり~
  5. ココでしか逢えない ~質を追求する街づくり~
  6. 勝者も敗者もない ~WinWinの街づくり~
  7. 賞賛の対象 ~評価される街づくり~
  8. フリーディスカッション
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 大変長らくお待たせいたしました。ただいまから第48回都市・環境フォーラムを開催させていただきます。
本日は、暮れのお忙しいときにお越しくださいまして、まことにありがとうございます。
本日のご案内役は、私、広報室の谷礼子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、本日のフォーラムは、ご案内のとおり、港区街づくり支援部長でいらっしゃる安田雅俊先生からお話をいただきます。
本日は、「舞台は港区~劇場型まちづくりの挑戦~」と題して、ご講演をいただきます。安田先生は、1981年に港区に入庁され、企画課長、保健福祉支援部長を経て、現職につかれていらっしゃいます。また、芝浦港南地区総合支所長も兼務されていらっしゃいます。
港区といえば大変ブランド力のある街ですけれども、本日は行政の立場からまちづくりについてホットなお話を伺えるものと楽しみにしております。
それでは早速、先生にご講演をいただきたいと思います。どうぞ皆様、大きな拍手で先生をお迎えください。(拍手)

安田 ただいまご紹介いただきました港区の街づくり支援部長という職を担っております安田と申します。多くの方、初めてでいらっしゃると思います。初めまして。
私は、1年半ほど前に街づくり支援部という組織の責任者を任されましたが、職種としては事務でございます。多くの場合は、基礎自治体でも、都市開発部や都市整備部という表現をして、そこの部門の長は建築職あるいは土木職の人間がとても多うございますが、縁あって、こういう職につかせていただきました。
今日は、私、30年公務員をやっておりますので、そういう中で感じてきたこと、また皆様に公務の立場からお話ししたいと思っていることなどを中心に話をさせていただきます。副題に、「劇場型まちづくり」といっておりますが、何も劇場をつくるためにという意味ではございませんので、誤解のないように、それは追い追いお話をさせていただきます。

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