谷 大変長らくお待たせいたしました。ただいまから第52回NSRI都市・環境フォーラムを開催させていただきます。
本日は、お忙しいところ、また大勢の方にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。
本日のご案内役は、私、日建設計広報室の谷礼子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、本日のフォーラムは、ご案内のとおり、墨田区産業観光部長でいらっしゃる高野祐次先生にお話をいただきます。
本日は、『東京スカイツリーとすみだの観光まちづくり』と題してご講演をいただきます。高野先生は、1982年に墨田区役所に入所され、その後、産業経済課長、新タワー調整担当部長などを経て、今年の4月から現職についていらっしゃいます。
東京スカイツリーは5月22日のグランドオープンを前に、今や毎日のようにスカイツリーの話題でいっぱいでございます。高野先生は、計画当初から行政のお立場で参画しておられます。私どもも設計監理を担当させていただき、大変光栄に存じますとともに、先生には日ごろから大変お世話になっております。
墨田区は歴史的な文化が残る街ですけれども、新タワーが加わった新しいまちづくりについて、今日は貴重なお話を伺えるものと大変楽しみにしております。
それでは、早速、先生にご講演をいただきたいと存じます。どうぞ皆様、大きな拍手で先生をお迎えください。(拍手)よろしくお願いいたします。
高野 皆さん、こんにちは。ただいまご紹介をいただきました墨田区の高野と申します。約2時間ほどですけれども、おつき合いを願いたいと思います。よろしくお願いします。
我々にとりまして、こういうお話を90人の皆さんの場でできるということは大変幸せで、我々は、行政マンというよりは観光とか産業の営業マンですので、今日はたっぷり営業活動をさせていただきたいと考えております。
今日のお話は大きく2点です。東京スカイツリーが5月22日に開業します。今日は19日ですから、今月の25日で7年半前になりますが、7年半前の11月25日に墨田区長が区議会本会議の場で、新タワーの誘致を表明しました。
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