所長年頭挨拶

2022年01月04日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
本日行われました、所長 朝倉博樹による所員を対象とした「2022年 年頭挨拶」の概要を下記の通りご報告致します。



皆さん、新年明けましておめでとうございます。

昨年は一昨年に引き続き、在宅勤務など働き方や仕事の進め方などコロナ禍の前とは異なるスタイルでの取組みを継続していただきました。慣れないことや不自由を感じることも多々あったかと思いますが、様々な面で多くの協力を得ることで無事に新しい年を迎えることができ、感謝しています。

さて、新型コロナウィルスの影響により我々を取り巻く社会、経済、産業構造は変化を続けており、これまでの構造の中ではあまり問題視してこなかったことが大きな問題になっていたり、あるいは新たな課題が浮き彫りになっていることが様々な分野で見受けられます。また、SDG’sに向けた取組みが行政や企業、地域、個人など様々なレベルで活発化してきていると思います。さらにデジタル技術を活用したイノベーションが進み、例えばデジタル・トランスフォーメーションを目指した取組みも毎日ニュースなどで目にするようになりました。これらのことは、我々が取り組んでいる業務においても不可欠な視点となっており、様々なクライアントからアイディアに留まらず具体的な提案が求められる場面も増えてきています。

このような中、昨年からスタートした「NSRI中期ビジョン2021-25」の経営理念として掲げた「日建グループのシンクタンクとして、持続可能な建築・まちづくりの実現を目指す」べく、昨年初めに実施したグループディスカッションで皆さんからいただいた意見や提案なども参考にしながら、いくつかの施策を実施してきました。今年も引き続き残された課題を解決するとともに、社会経済動向とともに変わりゆくクライアントの悩みやニーズに的確に応えられるプロフェッショナル集団としての機能強化に向けた取組みも進めていきたいと考えていますので、皆さんの協力をお願いします。

また、2015年から「ワンダフル・ワークライフ・ワークプレイス(3W)」をキャッチフレーズとして働き方改革に向けて様々な制度の創設や環境整備を進めてきました。新型コロナの影響で働き方も大きく変化しましたが、変化により得た知見や経験を活かして、今後の働き方やオフィス環境の整備に引き続き取り組みたいと思います。昨年も申し上げましたが、皆さんもどのようにすれば自らのパフォーマンスを最大化し、より効率かつ効果的に仕事が行えるか、自らの時間をデザインすることを今年もより一層取り組んでいただきたいと思います。

最後になりますが、再び新型コロナウィルスの感染が拡大しつつあります。引き続き感染防止には十分に留意して、今年も日々の活動を行うことをお願いします。
皆さん、そして、その皆さんを支えるご家族のご多幸とご健康を祈念して、年頭の挨拶とさせて頂きます。

皆さん、本年もどうぞよろしくお願いします。


以上