鈴木 義康

Suzuki Yoshiyasu

都市イノベーションの時代

2022年、世界は第4次産業革命(デジタル革命)の真っ只中。身の周りでは様々な分野でデジタル化が進み、コンバージェンス(融合)の加速化が始まっている。主要産業の変革と淘汰が余儀なくされ、人々の働き方や住まい方、そして価値観までもが大きく変化していく中で、今後都市の姿はどのように変貌していくのであろうか?
都市・建築分野においては、地球温暖化、超高齢化、パンデミックなどの社会課題への対応とSDGsの実現が要請されているが、VUCA時代(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)に、未来の都市像を見通すのは極めて難しい。当然ながら従来のトレンド分析などは全く通用しない状況にある。
このような中、NSRIではスペキュラティブ(思弁的)なメソッドを取り入れた前衛的なプランニング手法によって将来の都市ビジョンを構想し、実験的なプロトタイピングの適用による仮説検証(PoC)を繰り返しながら、有効な施策を選択し、実装化を模索している。都市に新たなイノベーションを起こし、サステナブルな未来社会を創造していくことが使命である。

鈴木 義康

プロフィール

役職
執行役員
アーバンイノベーショングループマネージャー
都市政策グループマネージャー
出身大学
大阪大学大学院 工学研究科 博士後期課程修了
専門分野
都市計画・まちづくり
都市交通計画
低炭素都市づくり
スマートコミュニティ
資格
博士(工学)
技術士(総合監理部門・建設)
技術士(建設部門・都市及び地方計画)
技術士(建設部門・道路)
所属団体
神戸大学 客員教授(2020年~)
日本都市計画学会
建築学会
土木学会
日本福祉のまちづくり学会
交通まちづくり学研究会 など

主な出版物

  • 「LRTと持続可能なまちづくり」(学芸出版社,執筆分担,2008)
  • 「日本の交通バリアフリー」(学芸出版社,執筆分担,2008)
  • 「参加型・福祉の交通まちづくり」(学芸出版社,執筆分担,2005)

主な論文

  • RESEARCH ON PUBLIC TRANSPORTATION MEASURES AND TRANSPORTATION BEHAVIRORS RELATED TO INTORODUCTION OF LRT IN EUROPE,Proceedings of the Eastern Asia Society for Transportation Studies, Vol.6, 2007
  • STUDY ON APPLICATION OF THE SOCIOECONOMIC EVALUATION TECHNIQUE TO TRAFFIC BARRIER-FREE IMPROVEMENT/DEVELOPMENT PROJECTS,TRANSED2007,Papers
  • フランスにおけるLRT整備の動向とその要因に関する考察,土木計画学研究・講演集,Vol.37,2008
  • 交通バリアフリー化に向けた市民参加のあり方に関する考察,日本福祉のまちづくり学会,福祉のまちづくり研究第6巻第1号,2004