2017年04月04日
テナントが入居オフィスを選定する際の手順として、多くの企業は、賃料、立地、広さ、設備スペックといった必要条件を提示して候補建物の絞り込みを行い、次に候補建物の相対評価を行い、機能性などの決定条件に近い建物を選定する2段階方式としています。特に2段階目において、相対評価結果が把握できる指標が有用であることが確認されています。
その中で今までオフィス選びの条件としてあまり考慮されてこなかった省エネ性能ですが、今後は、適切な省エネ性能のオフィスに入居すること自体が、
一方で、省エネ性能を選定条件とする際に有用となる評価指標が今まではなかったのは事実であり、例えばCASBEEやLEEDなどは環境性能としてのレベルは確認できますが、省エネ性や改修の効果については見えにくいという点は否めません。そういった点ではBELSはまさに相対評価をする際には分かりやすい有用な手法といえます。
建物クリニックとして、診断、処方、分析をしています。
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