開催情報
第20回NSRIフォーラム
開催日:2014年10月16日(木)
開催時間:15:00~17:00
会場:NSRIホール(東京都千代田区)
定員:100名
日建ハウジングシステム(nhs)が良質な都市住宅ストックの形成を担う活動をスタートさせてから44年が経ちました。そして、ストックマネジメントなど、マンション再生とこれからの人々の暮らしの未来を真剣に考える時代を迎えました。昭和57年以前のマンション・ストック戸数が約118万戸にのぼる現在、築40年を超えるマンションは2013年時点で約32万戸存在し、10年後には約129万戸にまで増加しそれらへの対応は急務であります。
老朽化マンション再生手法の新たな選択肢として4/5以上の同意による売却をはじめ、容積率1.5倍の緩和特例や新たな融資制度「リバースモーゲージ」も登場。また耐震改修も過半数の同意で可能になるなど、本格的なマンション再生時代に向けての環境が整えられつつあります。
そこで、マンション建替えに関する法制度に造詣が深く、『同潤会江戸川アパートメント』をはじめ、数多くのマンション建替え事業のコンサル実績を有する、博士(工学)・アークブレイン代表取締役・明治大学特任教授の田村誠邦先生をお招きし、マンション再生を取り巻く今日の法制度の体系と課題について貴重な実績に基づく事例も交え紹介して頂きます。
ご講演後はnhs取締役再開発計画部門統括の大村高弘が加わり、質疑応答を交えた意見交換を通じて今後の老朽化マンションの再生の未来と取り組む方向性について探っていきます。(ファシリテーター 宇佐見 博之)
株式会社アークブレイン代表取締役、明治大学特任教授
1954年東京都生まれ。1977年東京大学工学部建築学科卒業1997年株式会社アークブレインを設立。マンションの建替えや団地再生、共同ビルなどの各種建築プロジェクトの事業コーディネイトを専門とする。主な実績として、同潤会江戸川アパート建替え事業、求道学舎再生事業など。2008年日本建築学会賞(業績)、2010年日本建築学会賞(論文)受賞。2013年より明治大学理工学部特任教授。近著に、「都市・建築・不動産企画開発マニュアル入門版」(エクスナレッジ、2014)等。
日建ハウジングシステム 取締役 設計監理部門統括
1964年 千葉県野田市生まれ
1987年 芝浦工業大学建築学科卒業
1987年 日建ハウジングシステム入社
現在 日建ハウジングシステム 取締役 設計監理部門統括
NSRIホール(東京都千代田区飯田橋2-7-5 明治安田生命飯田橋ビル2階)
麹町飯田橋郵便局隣・目白通り沿い
・JR飯田橋駅 東口 徒歩7分
・東京メトロ 飯田橋駅 A5番出口 徒歩3分
・東京メトロ 九段下駅 5,7番出口 徒歩5分