建物・街区エネルギーシミュレーション

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現や省エネルギー対策への関心が一段と高まっています。建物の計画や設計段階において、様々なZEB技術の導入や省エネルギーシステムを定量的に評価することにより、実効ある手法を効果的に取り入れることが可能です。また、建物竣工後の運用段階では、これらの導入技術が計画や設計の意図通りの性能を発揮していることが重要です。

建物単体だけでなく、より広域な街区レベルでも、計画時には効率的なエネルギーの供給システムの構築を事前検討し、竣工後は地域への負荷を最小限に抑えた効率的な運用を行うことが必要不可欠です。

NSRIでは、様々な環境・エネルギーシミュレーションツールを駆使して、建築単体から街区レベルまでエネルギー自立に寄与する方策やシステムの検討を行います。具体的には、省エネルギー効果の定量化、ZEB実現の支援、エネルギー供給システムの性能検証などを行っています。
 

           小学館ビルにおいてエネルギー性能検証を実施(公益社団法人空気調和・衛生工学会 第58回学会賞技術賞受賞)

 主な担当研究員

 湯澤 秀樹

 小池 万里