インタビュー #02<br><br>久保 夏樹</br>Kubo Natsuki</br>

インタビュー #02

久保 夏樹
Kubo Natsuki

研究員、2020年 新卒入社。
専門分野:都市計画、スマートシティ、都市活動モニタリング、エコディストリクト

 

❝ 「ひと」中心の空間づくりと「サスティナビリティ」を実現する都市環境の再構築 ❞

都市計画・まちづくり分野においてカーボンニュートラルや気候変動適応と持続的な発展を両立する地域モデルの実現が目指されています。まちなかデータの現状分析や将来予測、多様な主体の意向や活動を理解しながら、「ひと」中心の魅力ある都市環境を再構築していきたいと考えています。



 

 

現在の仕事

入社してからはOJT(On the Job Training )で複数分野の業務経験を積んでいますが、主にスマートシティ実現に向けた計画策定、スマート技術を活用した実証実験やその技術開発に携わっています。スマートシティは、ICT 等の新技術を活用することに目を向けられがちですが、「技術オリエンテッド」ではなく「課題オリエンテッド」を意識しています。

都市の解決すべき課題の設定が曖昧なままに、やみくもに技術を使うことを優先するのではなく、「都市のどの課題を解決するのか?」を常に問いかけ、課題を解決するために技術を活用するという発想で取り組むように心がけています。そのために、まずは現地に足を運び、自分の目で観察して、街の課題や魅力を確かめるようにしています。

 

1日のタイムスケジュール

出社日

08:30 メールチェック・TODOリストと働く場所を確認(※)
09:00 報告書作成などの高集中作業 @こもるーむ(高集中エリア)11:00 Web会議 @ブルーエリア(個人ワークエリア)
12:00 昼食
13:00 社内BS @談話室COURT(対話エリア)
16:00 資料・記録作成作業 @オレンジエリア(個人ワークエリア)
19:00 帰宅
20:00 夕食・リラックス
23:30 就寝

※NSRIのオフィスではABW(Activity Based Working)を取り入れており活動に応じた空間があります。

 

 

高集中作業 @「こもるーむ(高集中エリア)」

高集中作業 @「こもるーむ(高集中エリア)」

 

この仕事の魅力

仕事の魅力は「新しいことにチャレンジできる」ことです。スマート技術を活用した実証実験や技術開発は、まだ誰もチャレンジしたことがない最先端の技術やシステムを構築し街づくりに応用する仕事でやりがいがあります。一方、新しいチャレンジには試行錯誤が必要であったり検討に行き詰ることもよくあります。

NSRIは都市・環境にまたがる全11のグループがあり、それぞれの分野の専門家が在籍しています。業務で行き詰ったときには、その分野に詳しいメンバーに話を聞くことで新しい知見を得て解決の糸口が見つかることがよくあります。異分野のメンバーが集まって仕事をしていることはNSRIの魅力でもあります。私も1人の専門家として、「この分野なら久保さんに」と言ってもらえるように日々頑張りたいと思います。

 

入社のきっかけ

私の場合、もともとは日建設計の都市部門にエントリーしていましたが、調査・分析業務に興味があると面接時に話したことがきっかけでNSRIの採用フローに入れてもらいました。修士研究でアメリカの環境配慮型まちづくりを研究していたのですが、研究を継続したい思いもあり就職活動は日建設計か博士課程かの2択でした。

現在、修士研究の内容は自主研究という社内制度を利用して、研究室の先生や外部メンバーと研究会を立ち上げて調査を継続しています。さらには、NSRI所員のつながりで学生時代にバイブルとして読んでいた本の著者とトークイベントや一緒に仕事をするチャンスにも恵まれました。当初日建設計を志望した大きな理由に「自分がチャレンジできる企業」ということがありましたが、NSRIが新人のチャレンジを積極的にサポートしてくれる会社であることをとても嬉しく思います。

 

Web会議 @「ブルーエリア(個人ワークエリア)」

Web会議 @「ブルーエリア(個人ワークエリア)」

所員インタビュー #02

 

 

休日の過ごし方

在宅勤務が続くと運動不足になりがちなので、休みの日は積極的に体を動かすようにしています。家の近くに植物園があるので、朝は四季の移ろいを感じながらゆっくりジョギングしています。天気の良い日は家族や友人と外でランチすることも多いです。

GWやお盆などの長期休暇は泊りがけで山登りに行きます(写真は昨年秋の八ヶ岳縦走)。休日は仕事とは距離を置いてリフレッシュするようにしています。