『PPR+01』ニューヨーク市交通局(DOT)の取組みに学ぶ
公共空間の再生による経済効果測定の試みのご紹介


ニューヨーク市(以下、NY)では、ブルームバーグ政権下で交通局長として活躍されたジャネット・サディク・カーン(Janette Sadik-Khan)氏のリーダーシップのもと、タイムズスクエアなど数々の街路空間の再生が進められ、その成功は世界で注目を集めています。NY市交通局では、取組みによる経済的な効果も分析しており、その内容は同局発行の“Economic Benefit of Sustainable Street” (サステナブルな街路の経済的利益)に詳しく紹介されています。

NSRIでは、このレポートの作成を担当した複数の関係者に独自取材を行うとともに、レポートで紹介されている全てのスタディ地区の歩行者空間や広場の整備、交差点改良、交通規制の改善など、安全性・快適性を高めるNY市の複合的な街路施策について現地調査を行いました。

『PPR+01』では、NY市交通局のレポート内容を簡潔に紹介するとともに、交通局がどのようなアプローチにより街路政策を行っているのかという視点で分析しています。プレイスメイキングの側面だけが注目されがちなNY市の公共空間再生ですが、交通とまちづくりの一体的な施策がいかに重要か、今後の日本でも施策への示唆に富む内容です。

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訂正のお知らせ

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本件に関するお問い合わせ:日建設計総合研究所 西尾上席研究員、諸隈研究員