吉田 雄史

Yoshida Yushi

ここ3年ほど、日本の都市計画・開発を海外で展開するため、国や民間企業の方々の支援に携わっています。そのテーマのひとつが日本の優れた技術に基づくエコシティ、スマートシティです。国内のビルや都市開発においては、省エネ技術や最先端のエネルギーマネジメントシステムなどがいくつか実現されており、日本企業の技術力は世界トップレベルとも言われます。しかしながら外国、特に近年発展著しい新興国にそれをそのまま適用できるかというと、そこは考えどころです。
各国・自治体ごとに抱えている固有の課題があります。また経済のレベルも社会背景も様々です。先ずはこれらの事情を理解して、そのうえで最も即したノウハウ、技術をオーダーメイドで提案する必要があるのですが、言うは易し・・・実現には多くのハードルが待ち構えています。今後とも微力ながらそのような支援を継続していければと思います。

吉田 雄史

プロフィール

役職
上席研究員
出身大学
早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻都市計画修士
米国南カリフォルニア大学大学院不動産開発修士(MRED)
専門分野
都市計画
都市開発・施設計画
環境配慮型都市計画
資格
一級建築士
LEED AP with a Neighborhood Development Specialty
所属団体
日本建築学会
日本都市計画学会

主な実績

  • スマートシティ戦略策定支援/民間企業/2012年~
  • ベトナムにおける環境共生型都市開発評価指標の策定調査/国土交通省/2013年~
  • 平成25年度ベトナムにおける環境共生型都市開発の推進に関する調査/国土交通省/2013年
  • 南アフリカ国環境配慮型都市開発に係る基礎情報収集・確認調査/国際協力機構(JICA)/2014年
  • ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市都市開発プロジェクトにおける基礎調査に係る業務/国際協力銀行(JBIC)/2013年
  • フィリピン国メトロセブ持続的な環境都市構築のための情報収集・確認調査/国際協力機構(JICA)/2012年

主な論文

  • Urban regeneration project conducted by the environmentally friendly urban development guideline A Case Study of Gyungin Expressway Arterialization Area in Incheon City, Korea/国際都市計画シンポジウム論文(2007)

主な発表

  • Case Study of Tokyo:Poly-centric city structure and inner-city redevelopment/天津フォーラム2015(主催:南開大学他)/2015年1月
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