SITES

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Sustainable SITES Initiative

SITESはU.S. Green Building Council(USGBC)が制度設計し、Green Business Certification Inc.(GBCI)が審査を行うランドスケープに特化した評価認証システムです。新規開発や大規模改修プロジェクトが対象となり、建物がないプロジェクトでも評価対象となるところが大きな特徴です。LEEDとの親和性も⾼く、SITESでゴールド以上の認証を受けると、LEED BD+C(新築建物の認証システム)で評価する際にはSustainable Sites カテゴリーで自動的に得点可能となります。なお、SITESの認証に有効期限はありません。

評価項目と認証レベル

評価項⽬は10のカテゴリーに分かれ、プロジェクトの段階(設計前検討、設計、施⼯と施⼯後の維持管理)に応じた評価項⽬が含まれます。また、評価項目はLEED同様に必須項⽬と加点項⽬で構成され、最新版のv2では、必須項目18項目と加点項目48項目で合計209点となります。このうち、半分以上を設計に関する項目が占めています。認証レベルは「認証」から「プラチナ」の4段階で、加点項目で獲得したポイント数に応じて認証レベルが決まります。

認証件数

2022年12⽉までに290以上のプロジェクトがSITESの認証に参加しており、19カ国で110以上のプロジェクトが認証あるいは予備認証を取得しています。このうち、⽇本国内の認証取得件数は6件です。