所長年頭挨拶

2023年01月04日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
本日行われました、所長 朝倉博樹による所員を対象とした「2023年 年頭挨拶」の概要を下記の通りご報告致します。



新年明けましておめでとうございます。
2023年の年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。

新型コロナ感染防止のための行動抑制も緩和され、初詣やスポーツイベントなどで人々の笑顔を見かけることも多く、昨年に比べると明るい雰囲気の中で新年を迎えることができたように思えます。

さて、昨年はロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界経済の混乱や急激な円安による物価高、エネルギー危機に対する懸念の高まりなど、先行き不透明感が強く意識された1年でありました。
また、新型コロナのパンデミックから3年が経過し、アフターコロナへと進む明るい兆しが見えつつも感染再拡大の懸念が払拭できない状況が今も続いています。
このような中、カーボンニュートラルやPPP、ビッグデータ利活用型の各種コンサルティングなどにおいて多くのクライアントの信頼を得ることができ、所員をはじめ関係者各位にあらためて感謝申し上げます。

昨年の年頭の挨拶でも申し上げましたが、我々を取り巻く社会、経済、産業構造は日々変化を続けており、変化とともに生じる新たな社会課題の解決が求められています。不確実性が増す中で目指すべき将来の望ましい姿、ビジョンの提案とそれを実現するための「知恵」と「技術」を統合した対応策の提案がこれまで以上に求められています。
「NSRI中期ビジョン2021-25」では「日建グループのシンクタンクとして、持続可能な建築・まちづくりの実現を目指す」ことを経営理念として掲げ、これまで活動を続けてきました。我々が新たな社会課題の解決に貢献するためには、自らが専門家として自己研鑽に努めると同時に、様々な企業や専門家などとの連携をこれまで以上に進めていく必要があると考えています。そのためには、所員一人一人が積極的に外部に向けた情報発信を行うとともに、共創を推進する仕組みを構築していくことが重要と考え、今年の活動方針の一つとして取り組みたいと思います。カーボンニュートラルやDX(デジタルトランスフォーメーション)など私たちがこれまで継続してきた取組みの深度化や他領域との融合による付加価値向上などを積極的に推進していきたいと思います。

また、昨年5月にABW(Activity Based Working)による働き方を実現すべく東京オフィスのリニューアルを行いました。2015年より「ワンダフル・ワークライフ・ワークプレイス(3W)」をキャッチフレーズとして働き方改革を進めてきましたが、ABWの実践を通じて、自らのパフォーマンスを最大化し、より効率かつ効果的に仕事が行えるように自らの時間をデザインする取組みを継続していきたいと思います。

最後になりますが、皆様、並びにご家族のご多幸とご健康を祈念して、年頭の挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞよろしくお願いします。



以上