Ando Akira
成熟社会における「都市」では,従来の経済効率性でなく,人々の内面的な生活満足度や生命存続機構に重きを置いた政策立案と実施が求められます.
この点から,私は近年,「幸福」をテーマにした研究に取り組んでいます.
「”都市”は人々の”幸福”のために,どこまで貢献ができるか?」をまちづくりの実務的視点から突き詰めていきたいと考えています.「幸福」追及は古より,人類の最大の課題でした.このテーマは,都市工学だけでなく,社会学や医学,情報学等の多様な領域の方々との連携が必要不可欠だと考えています.