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(図125)
 これはきのうオープンした東急ハンズ梅田店です。
(図126)
 それから、いろいろなマークをつくらせて貰っています。例えばFROM-1stのマークとか、東急ハンズのマーク、ファミリーマート、文化放送、日本発見の国土交通省のマーク、三井不動産のマークなどです。
(図127)
 そういうことをやりながら、12~13年前から、日本橋をどう考えたらいいのか、提案しろということで提案しています。
 日本橋を中央通りから渡ると、そこは「和の別世界」というテーマで日本橋を考えられないか。日本の文化、歴史をもっと表現できる、体感できるまちになったらなということで提案をしたものであります。
(図128)
 そのときに、改めて、1人の人で、1つのもので、1軒の店で、まちは変わるし、楽しくもなるし、つらくもなるということで、考えました。
(図129)
 スルガ銀行さんの1階は、十数年前ですが、銀行の店舗で楽しくなかった。そこに、家賃ももらえるし、まちにもいいしというので、スターバックスにお願いをして誘致してきたものであります。これが一番初めです。
(図130)
 昔、日本橋には三井越後屋さんがあった。その三井越後屋さんをもう一度再現したら、日本製のものや日本の文化に対して、日本の人、外国の人が興味があるのかどうかということをそこで判断できるのではないか。こういうものの実体をつくるということは、新聞やテレビ、ラジオのマスメディアで広告をするよりも効果的ではないですかということで提案をしてできたものであります。
(図131) 
 施工費は約8000万円で、6カ月間開催しました。メディア効果が45億円から上がったんです。これは博報堂さんが計算したものです。そういうことで十数年、日本製の表現をずっと手伝わせていただいています。
(図132)

 

 

 

 

 

その中に、福徳神社というのがあり、そこを再興しようというのが三井の岩沙さんの悲願でありました。そこで、今工事をして解体してしまっていますが、室町福徳塾という講座を定期的に開く施設の中にご神体を入れ、こういうものをつくろうというのでお手伝いをしている。
(図134)
三井不動産に中川さんという部長がおられまして、日本橋の袂の国分ビルの1階に川が見えるレストランを計画しないかといわれました。そこで、国分さんにお話をして、川を見ながら食事をすると、この高速道路がいかにうっとうしいかわかるなということでつくらせてもらいました。それがニホンバシイチノイチノイチというレストランであります。
(図135)
こういうふうに川が流れている。夏場なんかは非常にいい感じになっていると思います。
(図136)

これは、三井さんがお買いになった土地で、今は奈良のまほろば館になっています。
(図137)
本当はまち全体のことを考えたら、こうあってほしいなというのがこれなんです。とんでもない、ばかげているといわれたんですけれども、本当はこれぐらいやっておくといろんな世界に発信ができるんじゃないかなと私は思っています。
(図138)
橋脚がいかに見苦しいかというのを見せるために、橋ができた時や、オリンピックをした時を書いた高速道路の支柱をつくりました。これも初めに国にこういうのを書かせてくれといいに行くと、首都道路公団が「何を考えているんだ」ということになったんですが、違うボタンを1つ押すと、「すぐ、今日にでもやりなさい」となる。どうなっているの、この国はという感じがします。
(図139)

 

 

 

 

 

 

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