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モビリティ 新たな研究分野など

第2回モビまち研シンポジウムを終えて

第2回モビまち研シンポジウムを開催しました(2024年2月28日(木)、神田スクウェア)。当日は、会場に100名超、WEBで約700名の方にご参加を頂き、大変多くの方が先進モビリティとまちづくりに関心をお寄せいただいていることを実感するとともに、本研究会プラットフォームの重要性を再認識しました。

最初に、豊島区の馬場晋一氏から、「池袋のアート・カルチャのまちづくりとモビリティ」と題してご講演を頂きました。消滅可能都市といわれた豊島区が、アートのまちづくりを切り口に再生を図るとともに、IKEBUS(イケバス)による劇場都市への仕掛けづくりは大変興味深いものでした。モビリティを「魅せる都市の装置」として活用する、といったとても斬新な取組みを、自治体が主導で行っている点にとても感銘を受けました。 続いて、三菱地所の重松眞理子氏から、「大丸有地区スマートシティの取組におけるエリアマネジメントとモビリティ」のご講演を頂きました。35年続く当地区のまちづくりのなかで、“テクノロジーの力を駆使して、どのように「都市機能のアップデート」を仕掛けるか”、また、“新モビリティや人々の行動変容を経てどのように「都市のリデザイン」を描くか”、といった取組み姿勢は、モビリティはもはや単なる移動手段でなく、都市のデザイン装置の一部であることを印象付ける貴重なお話でした。 早稲田大学の有賀隆教授からは、「地域まちづくりマネジメントから考えるモビリティ計画とその運営」のご講演を頂きました。有賀教授が関わっておられる三重県四日市のまちづくりを例にとり、現在計画レベルではあるものの、四日市市内の路線バス、タクシー、高速バスなどが集約されると同時に、「庭道」もプロムナードのような滞留空間になっていく構想についてお話を頂きました。今後、駅前広場を中心に、都市における交通空間の見直しが活発になることが予想されますが、その際、空間集約とまちの賑わい創りをセットで進めること、これこそがモビリティの有効活用につながるとの知見を頂けたと思います。
パネルディスカッションの部では、名古屋大学・森川高行教授、同学・金森亮特任教授、東京理科大学・西田司准教授が加わり積極的な意見交換が交わされました。多様な主体をまちづくりやモビリティサービスに、どう巻き込むか?エリアモビリティの事業モデルをどう構築できるのか?といった課題は、今後、モビまち研が扱うべき重要なテーマだと思います。 本シンポジウムを通じて、改めてモビリティとエリアマネジメントの関係の深さを確認することができ、今後のモビまち研の活動に関する示唆が得られたと思います。これからも、より多くのまちづくり関係者の方に、先進モビリティへの関心をもって頂くとともに、プラットフォーム参加者が一丸となった政策提言に繋げていきたいと思います。
プログラム

メディア掲載

第2回モビまち研シンポジウム「エリアマネジメントとモビリティ の連携による新しいまちづくり」への参加レポートがメディアサイト「エリマネこ」に掲載されました。

エリマネこ
「モビまち研」シンポジウムに参加!エリマネとモビリティの連携で見出す新しいまちづくりとは
https://erimane.com/report-mobimachi/

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