領域概要
今後の人口減少、地震や自然災害、新型コロナウィルスなどのリスク、また、AI等の先端技術の進展等の未来に対して都市計画やまちづくりはどう対応すべきなのか、行政だけでなく企業や市民にとってもその重要性が高まっています。
私たちは、様々なデータを活用して都市やまちの現状と課題を視覚化するとともに、徹底した事例分析や、ステークホルダーとのワークショップ等を通じた幅広い意見収集など、ハード・ソフト両面から、クライアントにとっての最適なソリューションをご提供します。
私たちは、様々なデータを活用して都市やまちの現状と課題を視覚化するとともに、徹底した事例分析や、ステークホルダーとのワークショップ等を通じた幅広い意見収集など、ハード・ソフト両面から、クライアントにとっての最適なソリューションをご提供します。
NSRIが取り組む上での特徴・アプローチ方法など
私たちは、政策や計画の立案のみに留まらず、最終的にリアルな空間としての実現支援とそのマネジメントを支援するところまで一気通貫で手掛けられる点を強みとしています。また、オープン・クローズドなデータ、センシングによるデータ収集など幅広いデータ利活用、3D都市モデルの活用など、先端テクノロジーを試行するとともに、他企業・学識などとの幅広いネットワークを活かした実証・実装含めて多方面から、課題解決のアプローチを行うことが可能です。
業務内容1
国の政策支援・ガイドライン等の策定
今後、人口減少・少子化の進展等を背景として、かつては人口増加を前提とした都市づくりの仕組みを大きく変化させる必要があります。加えて、エネルギーの制約と地球環境問題の深刻化、災害や感染症リスクの増大や社会インフラの老朽化など、都市は様々な課題を抱えています。私たちは、これらの課題解決に向けて、政策課題の仮説立案、仮説の検証に向けたデータ分析や事例研究、リサーチ結果に基づく政策提言やガイドライン作成等、中央省庁の都市政策の策定など、幅広い支援を行っています。
業務内容2
都市計画マスタープラン、立地適正化計画等の策定
地方自治体等からの要望に応じて、都市計画マスタープラン、立地適正化計画などの各種計画を策定します。各計画策定にあたり、私たちは、計画を計画で終わらせない、プロジェクトとして実行可能性を備えた計画策定を行います。具体的には、理想像としての仮説を設定したうえでのバックキャスティング的なアプローチ、住民を含む多様なステークホルダーの参加によるワークショップ、データに基づく分析など、様々な手法を適切に用いつつ、市民・自治体の双方に高い納得を得られる計画策定などを支援しています。
業務内容3
鉄道沿線まちづくり
日本の都市においては、その経済発展・人口増加に伴い鉄道網が発展し、民間の鉄道会社を中心として沿線及び駅周辺開発:TOD(Transit Oriented Development)が進められてきました。近年の社会背景の変化に応じて、沿線の新たなあり方やブランディングが求められています。私たちは、沿線自治体のデータ利活用に基づき、現状と課題を明らかにしたうえで、鉄道沿線のビジョン策定や駅を中心としたエリアにおけるまちづくり方針の策定などを支援します。
業務内容4
防災まちづくり
気候温暖化の影響による水災害や土砂災害の激甚化、南海トラフをはじめとする周期的な巨大地震など、国内で災害リスクと無縁の場所はないと言っても過言ではありません。私たちは、データを駆使した都市解析をベースに、再開発事業と連動した帰宅困難者対策の計画策定、デジタル技術を活用した住民ワークショップなどを通じて、防災まちづくりに係る取り組みを支援します。
業務内容5
歴史を活かしたまちづくり
地域主体のまちづくりを推進するうえで、地域の歴史を体現するような建物・街並み・文化などの保全活用は主要なメニューのひとつとして挙げられます。私たちは、具体的な建物の利活用方策やステークホルダーとのネットワーキングに基づき、地域の特徴を反映するとともに地域にとって受け入れられる歴史的建造物を活かしたまちづくりに向けた支援を行います。
業務内容6
海外新興国における日本の都市開発・技術等の展開支援
海外の新興国においては、急速な人口増加に加えて、交通渋滞・環境汚染などの都市課題が深刻化しています。これらの課題解決に向けて、日本政府・企業は一丸となり日本の都市開発・技術の展開を推進しています。私たちは、国内外における都市計画・開発の経験および企業とのネットワークを活かし、現地政府や企業等との連携によるセミナー・イベント等を開催するなど、日本のTODやスマートシティなどの都市開発に係るノウハウの展開などを支援します。