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私たちは、都市デザインと建築環境に関するエンジニアリングの融合のもと
「持続可能な社会の構築」を目指して活動しています。

伊藤 慎兵

上席研究員

伊藤 慎兵

Ito Shinpei

専門分野

  • 都市DX

IT技術の飛躍的進歩や、コロナ禍を契機とした社会全体のデジタル化の進展によって、これまでのライフスタイルに大きな変化がもたらされました。都市計画・まちづくりの分野も他分野に後れをとっていましたが、近年、スマートシティやPLATEAUをはじめとするデジタル技術を活用したプロジェクトや、都市計画情報のオープンデータ化の推進など、都市のデジタル化(都市空間のデジタルツイン)の実現に向けた取組が急速に展開されています。
このような潮流を的確に捉え、都市DXの視点から『デジタルは都市をどう変えられるか?』をテーマに日々悩みながら取り組んでいます。デジタルの力によって、行政等での都市計画・まちづくりの日常業務の効率化・高度化を支援することを都市DXの起点としつつ、リアルな都市空間に新たな刺激や魅力を与えられるよう微力ながら尽力したいと考えています。リアルとデジタルが融合した都市空間ができることで、都市がより魅力的になり、人が集う場となることが楽しみです。

役職
上席研究員
所属団体
日本都市計画学会
日本建築学会
出身大学
名古屋大学大学院工学研究科地圏環境工学専攻修了
資格
技術士(建設部門:道路)
認定都市プランナー(都市・地域経営)

好きな都市や場所

大阪・御堂筋の新化

過去に関連業務に携わったこともあり、大阪のメインストリートである御堂筋がお気に入りの場所です。御堂筋では、現在、側道を閉鎖して歩道を拡張する工事が順次進められており、ぶらぶら歩いていると訪れるたびに新たな変化を発見できて新鮮です。このような取組を通じて、ヒト中心のストリートに新化し、都市の魅力向上に貢献することが期待されます。

主な実績

  • まちづくりのDX の推進に向けたユースケース開発実証業務(XR技術を活用した住民参加型まちづくり等)、国土交通省、2023
  • まちづくりのDX の推進に向けたユースケース開発実証業務(地下埋設物データを活用した都市開発DX 等)、国土交通省、2023
  • 実装にむけた先進的技術やデータを活用したスマートシティの実証調査(その10)、国土交通省、2022
  • スマートシティの実装に向けた検討調査(その11)、国土交通省、2021
  • 都市インフラ・まちづくりのデジタルトランスフォーメーションに向けた3D都市モデルの構築等に関するマネジメント業務、国土交通省、2020-2022
  • 都市計画基礎調査データの利活用環境の充実に関する検討調査、国土交通省、2020-2023
  • 分野横断による課題解決型デジタルスマートシティの実現と複数都市間のデータ連携に関する実証研究(スマートシティ地域実証)、NEDO、2020
  • 大阪市立美術館大規模改修にかかる事業手法等検討調査業務委託、大阪市、2019
  • 不動産パネルデータベースの構築及びデータ分析に関する調査研究業務、総務省、2019-2020
  • 都市計画情報を利用できる環境づくり等検討業務、国土交通省、2018-2019
  • 2025日本万国博覧会 会場概略検討業務、大阪府、2018
  • 情報通信技術基盤構築業務委託(総務省:H29年度データ利活用型スマートシティ推進事業)、加古川市、2017
  • 大規模災害時における外国人避難誘導に資する情報提供環境整備方策検討調査、国土交通省、2016
  • 御堂筋道路空間再編に伴う調査検討業務、大阪市、2016-2018

主な受賞

【論文】
  • 第35回技術研究発表会 優秀賞/誰もが豊かさを享受できる加古川スマートシティの現在地と展望、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議、2023
  • 第21回技術研究発表会 優秀賞/日本版ロードプライシングの試みと社会実験結果の報告、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議、2009
【プロジェクト】
  • 令和4年度「情報通信月間」総務大臣表彰/加古川市・見守りサービス・かこがわアプリの構築、スマートシティの推進、総務省、2022
  • 第3回 先進的まちづくりシティコンペ  国土交通大臣賞/加古川市・日本初の官民連携見守りサービス、国土交通省、2018
  • Impress DX Awards 2018年度 プロジェクト部門(自治体)準グランプリ/加古川市・都市の安全・安心を実現するスマートシティプロジェクト、株式会社インプレス、2018
  • 平成29年度大阪市優良成績評定事業者表彰/御堂筋道路空間再編に伴う調査検討業務、大阪市、2017 

主な出版物

  • ICTエリアマネジメントが都市を創る(分担執筆)  工作舎、2019

主な論文

  • 誰もが豊かさを享受できる加古川スマートシティの現在地と展望、伊藤慎兵・杉野賢司・陰山大輔・十時崇充、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議 第35回技術研究発表会、2023
  • 公園滞在者数と周辺通行人数による 整備効果推定に関する研究、Zhihua JIN・伊藤雅人・伊藤慎兵・大嶋亜澄、土木計画学研究・講演集、2023
  • Comparison of Physical Distances Between Pedestrians on Streets in the Central Area of Osaka City Before and After the Covid-19 Pandemic Based on Deep Learning Techniques、Atsushi Takizawa, Haruka Narumoto, Shinpei Ito and Nagahiro Yoshida、Journal of Architectural Informatics Society、2022
  • 動画像を用いた歩道上の歩行者のトラッキングと断面交通量の推定方法の開発、瀧澤重志・吉田長裕・伊藤慎兵、日本建築学会学術講演梗概集、2020
  • 日本版ロードプライシングの試みと社会実験結果の報告、伊藤慎兵・安藤章・森川高行、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議 第21回技術研究発表会、2009

主な発表

  • PLATEAUとXRで実現するまちづくりDX、HoloLab Conference 2024、伊藤・土肥、HoloLab社、2024
  • 誰もが豊かさを享受できる加古川スマートシティの現在地と展望、第35回技術研究発表会(大阪)、伊藤、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議、2024
  • まちづくりDXやスマートシティをはじめとする都市のデジタル化に関する最新動向と展望、九州大学エネルギーウィーク2024、伊藤、九州大学エネルギー研究教育機構、2024
  • Project PLATEAU(3D都市モデル)の現在地と今後の展望、情報工学部会講演会、伊藤、日本技術士会、2023
  • Project PLATEAUの概要とユースケース開発、都市DXフォーラム、伊藤、日建設計、2022
  • まちづくりDXや安全安心分野のスマートシティに係る動向・展望、環境工学研究会講演、伊藤、空気調和・衛生工学会 近畿支部、2022