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私たちについて

About

私たちは、都市デザインと建築環境に関するエンジニアリングの融合のもと
「持続可能な社会の構築」を目指して活動しています。

齋藤 悠宇

研究員

齋藤 悠宇

Saito Yu

専門分野

  • 都市DX
  • 都市計画・まちづくり

興味・利害の異なるステークホルダーの間で「共感」を生む目標や解決策を提案する
都市にまつわるプロジェクトには、異なる興味・利害に基づいて数多くのステークホルダーの方が参加します。それぞれの方のお話を伺い、データに基づいてファクトベースで認識を合わせ、時には相互理解を深めるために一堂に会して議論を進めることで、多くの方が「合意」する解決策を提案できると思います。
一方で、「合意」だけではステークホルダーの熱量を十分に高められない場合があると考えます。お忙しい日々を過ごす関係者の方々が、少しの余力を持ってプロジェクトのために考え、行動していただくには、目指すべき目標や解決策が「共感」を呼ぶものである必要があります。「やりたい」と直感的に思っていただかなければいけません。
では、「共感」を呼ぶにはどうしたらいいのか。お話を深く伺ったり、物事を簡単にとらえ直すためのシンプルな気づきが重要だったり…そのための方策を日々模索しています。

役職
研究員
出身大学
東京大学大学院(社会基盤学専攻)

好きな都市や場所

ベルリン・シュプレー川のほとりに見る、境界線のパブリックスペース化

ベルリンのシュプレー川は、分断のメモリアルとしての性質を保ちながら、ドイツの首都の賑やかさをよく表すパブリックスペースの1つでもあると思います。4ヶ国分割の境界線となり、東西冷戦の壁となった川沿いを実際に歩くと、観光スポットとして賑わう壁の跡、多くの人々がくつろぐ博物館島の広場と、歴史を伝える案内板やモニュメントに交互に出会います。かつては境界線だった都市のエッジが、現在はベルリンという都市のエネルギーの源である中心部になったように、場所固有のストーリーを空間全体が伝えてくる、そんな体験ができる都市空間がとても好きです。

主な実績

  • 国土交通省/公共交通と連携したコンパクト・プラス・ネットワークの実現に向けた計画策定および効果測定手法検討業務
  • 加古川市/情報通信技術基盤構築業務(加古川SC)
  • 港区/エリアマネジメントガイドライン策定支援業務

主な受賞

  • アーバンデータチャレンジ2023 with 土木学会インフラデータチャレンジ2023 銀賞、国土交通データプラットフォーム特別賞