概要
業務内容
カーボンニュートラル化の実現に向けて、再生可能エネルギーの更なる普及が掲げられていますが、特に都市域では、中小規模の建物から高層建物まで様々な規模の建物が乱立することから、地上や屋根面において再エネ設備の設置場所確保が難しい課題があります。最近では、ペロブスカイト太陽電池等の新技術開発により、その製品荷重や施工の容易性から水平面以外の壁面等への設置も可能となり、大きな期待が寄せられています。そこで本研究では、屋根面に加えて壁面も含めた再エネ設備の発電ポテンシャルを試算し、再エネ普及拡大に向けた検討を行いました。
技術的特徴
Plateauで開発されたユースケースのツールを活用して、都市に関する様々な情報(建物属性、都市計画図など)を組み合わせて、都市域の屋根面、壁面において太陽光発電を設置した場合の発電ポテンシャル評価と可視化を行いました。
また、シミュレーションから得られた結果について様々な角度から分析を行い、高層建物における低層部の日影影響、方位面別の発電量低下割合、他エリアのポテンシャル推計など、全体の推計フローとともに整理しています。
また、シミュレーションから得られた結果について様々な角度から分析を行い、高層建物における低層部の日影影響、方位面別の発電量低下割合、他エリアのポテンシャル推計など、全体の推計フローとともに整理しています。

関係論文
電気設備学会全国大会、日本建築学会大会学術講演会