私は「●●の専門家」です!
2021年から日建グループの社内外との共創活動、オープンイノベーションの促進の仕事も担当しています。分野や領域を超えて、様々なセクターの個人や企業様と、いわゆる社会課題に一緒に向き合き、課題解決のための社会実装を共通の目的・目標を掲げる中で、何かできるか、貢献できるかを改めて考える機会が多くなりました。
「社内外との共創」とは、言うは易し、行うは難しですが、こうした活動を通じて、物事を進めようと思う際に強く感じることは、自らのプロフェッショナリティの重要さです。自分達だけでは解けない課題をオープンなコラボレーションで解くということは、各々のプロフェッショナリティを持ち寄り、折り重ねてコトにあたるということに他ならず、自身の「プロフェッショナリティ」がオープンコラボレーションのコミュニケーションの基盤のように感じています。
「あなたは何のプロですか?」「どんなことができますか?」・・・この質問に「私は都市の専門家です」なんて、解像度の低い答えではなく、過去の経験のみに頼らず、未来を切り拓くための社会と時代の要請に応え続けられる知見を蓄え、行動しなくてはと思う昨今です。