
研究員
與那嶺 彩世
Yonamine Ayase
専門分野
- 都市計画・まちづくり
現代社会では、インフラの老朽化や資材価格の高騰、人手不足、環境問題など、複数の社会課題が複雑に絡み合い、私たちの生活やまちづくりに大きな影響を与えています。こうした課題に取り組むには、個人や単一の組織の力だけでは限界があります。一つの問題が他分野にも連鎖する中で、今求められているのは、協働や共創の姿勢です。多様なステークホルダーがつながり、それぞれの立場や強みを活かしながら取り組むことが、複雑な課題解決には不可欠だと感じています。
私は、都市開発や空間づくりに関する研究およびコンサルティングに携わる立場として、「間(あいだ)」をデザインする役割を担いたいと考えています。ここで言う「間」とは、たとえばクライアントとプロジェクト対象との間にある課題、あるいは都市空間とそこで活動する人々との関係性など、人や環境の間にある接点や相互作用を指します。
再開発や公共空間の活用では、利害関係者の多様な価値観が交錯します。そうした「間」を丁寧に捉え、背景や価値を翻訳・調整しながら、創造的かつ実効性のある解決策を提案し、皆様と共により良い空間づくりを実現していきたいと考えています。
- 役職
- 研究員
- 所属団体
- 地理情報システム学会
- 出身大学
- 慶應義塾大学 環境情報学部
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
私の原風景

期待をのせて
写真は、留学へ飛び立つ飛行機からみた地元です。 私にとって飛行機は、県外へ行くときの交通手段で、旅行や海外留学、受験の時に乗る特別なものです。 特に、一人で乗った飛行機からの景色は、これから知らない土地に身を置き、新たな学びと経験を得るために飛び立った日の期待やちょっとしたドキドキを思い出させ、「私の挑戦」する気持ちを掻き立てるものです。 現在は、地元を離れたここ東京でこれまでの学びと経験を糧に研究員として様々な業務を行っていますが、将来的には地元のためになる提案が行えるように、挑戦する気持ちを忘れず日々励みます。
取り組み/事例紹介
Project Report
コラム/レポート
Ideas
日建設計総合研究所と外部の関わり/つながり