
持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、2025年から新潟県燕市で環境活動「サス米」づくりを始めました。
サステナブルな米作りについて「学ぶ」

米価格の高騰が続く中、米農家の現状はどうなっているのでしょうか。今回、新潟県燕市の営農者様のご協力を得て、現場の課題を伺いました。黒字化には一定の作付面積が必要であり、さらに機械の購入や維持には高額な費用がかかることが分かりました。一方、周辺地域では国の補助金を活用した「ほ場整備」が進み、用水路や道路の整備によって農作業の効率化が期待されています。また、水田から排出されるメタンはCO₂の約27倍の温室効果を持つため、その抑制には「溝切り」や「中干し」といった工程が重要とのことでした。こうした取り組みが、持続可能な農業の実現に向けた鍵であることを学びました。
「実践する」

5月に「田植え」、6月に「溝切り」を行いました。「田植え」では水田に足を取られて転びそうになったり、泥が跳ねて泥まみれになったりしながらも、参加者全員で励まし合いながら約1反(1,000㎡)の面積に田植えを行いました。「溝切り」はサステナブルな米作りに欠かせない作業であり、後日行う「中干し」時の排水がスムーズになるよう、田んぼの排水溝につなげるように溝を切っていく工程です。今回は乗用式の溝切り機を使用し、最初は苦戦しながらも楽しみつつ、最後にはまっすぐな溝を切ることができました。普段何気なく食べているお米を生産する中での苦労を身をもって経験することが出来ました。
「伝える」

この取り組みを広く知っていただくため、10月には今年の「サス米」活動の集大成として、グループ会社の社員も招き収穫祭を開催しました。9月下旬に収穫したばかりの「サス米」を試食しながら、当時の体験を振り返り、お米を取り巻く現状について意見を交わすことで、現地に参加できなかった所員やグループ会社の社員にも学びを共有する機会となりました。こうした「伝える」場を通じて、活動の意義を広げ、今後も取り組み拡大とさらなる波及を目指していきます。NSRIは、持続可能な社会の実現に向け、これからも挑戦を続けます。



