コミッショニング

お客さまの建物に期待する性能を確実に実現することを支援する手法の一つがコミッショニングです。
コミッショニングは欧米で多くの建物で採用されており、LEED取得の際の必須事項の一つになっています。我が国でもコミッショニングを採用されるお客さまが増加傾向にあります。具体的には、計画・設計段階において目標性能、目標値及びその実現条件をOPR(Owner’s Project Requirement)という文書に明確化し、これに基づいて設計・施工・運用の状況をレビューします。特に空調設備は気象や使用条件による影響が大きいため、実現性能を定量的に評価することが重要です。

NSRIでは、LCEMなどのシミュレーションツールを活用して、実現性能を高い精度で評価し、実効性の高い改善提案を行っています。


 

長崎県庁舎(2017年竣工)の室内環境とエネルギー性能に関する機能性能試験を実施

 主な担当研究員

 湯澤 秀樹

 高橋 直樹

 近藤 武士

 本堂 泰治