コンパクトシティ、TOD

地球温暖化の進展、世界的な都市人口の増大に伴い、今後都市の低炭素化、スマート化は必然といえます。その手段として、都市機能のコンパクト化、特に公共交通駅周辺において展開される公共交通指向型開発(Transit Oriented Development: TOD)は、都市計画のコンセプトとして世界のトレンドになりつつあります。また、今後日本を含むアジア諸国にとって、高齢化の進展および膨大なインフラ更新負担という課題に対して、いかに都市を「コンパクトに畳んでいくか」は喫緊の課題です。

NSRIでは、日本におけるコンパクトシティ、TODに係る取り組みおよびノウハウを分析することにより、諸都市の有する課題に対して、空間構成・推進体制・法制度等の多方面から世界に発信していくことを目指しています。

 

 主な担当研究員

 吉田 雄史

 筧 文彦